File.065足踏みシャドウキャッチ
フライを体の前に入れる
■練習法/【File.064軌道キャッチ】に続く、修徳中の外野フライ練習。はじめはボールを使わずに、イメージで行う。背走でボールを追いかけたあと、前を向いてその場で軽く足踏み。そして、そのまま前に進みフライを捕る。シャドウで形を作ったあとは、手投げでフライをあげて、実戦の動きにつなげていく。
■狙い/フライを自分の体の前に置き、「後ろから前」という外野手の基本動作を身につける。歩くのも走るのも、後ろから前に進んだほうが当然動きやすい。
■注意点/修徳中の外野ノックを見たことがあるが、「落下点を間違ってもいいから、目を切って追いなさい」と指示の声が飛んでいたのが印象深い。
フライを見ながら、何となく追うのではなく、「ここに落ちる」と決めたところに目を切って走る。イメージの段階で、この習慣を身につけておこう。
また、メニューの話からは少しそれるが、外野フライを捕るにはまわりの声掛けも大事になる。修徳中では近くにいる選手が「後ろ!」「前!」など指示を出す。
▲ボールを自分の体の前に置くイメージを持ちながら背走
▲落下地点がわかったらその場で軽く足踏みをして前進する
どんな練習か動画でチェック!