立教大では8季中5季でリーグ戦優勝などに貢献した森滝義巳。国鉄に入団した1年目は1勝しか挙げられなかったが、2年目にアンダースローからの打たせて取る投球がハマり、中日を相手に完全試合を達成した。この勢いに乗って、オールスターゲームに出場し、シーズン10勝を記録する活躍を見せる。しかし、1961年以外のシーズンで目立った活躍はできず、通算16勝は完全試合を達成した投手の中では最少となってしまった。