佐々木主浩と清原和博。親友であり、ライバルの関係性はいかにして生まれたのか?
親友、法廷に立つ。
5月17日、覚せい剤取締法違反の罪に問われた清原和博被告の初公判が東京地裁で開かれ、弁護側の情状証人として野球評論家の佐々木主浩氏が出廷。清原被告の人柄などについて証言した。
今、球界では誰も清原被告との関係について触れられたくない、という。だからこそ、親友として、元ライバルとして、周囲の目を気にせずに法廷に立った「大魔神」の勇気を讃える声は多い。
ただ、このニュースで気になる点がある。いくつかのメディアが(しかも全国紙でも)「高校時代からの親友」「高校時代からのライバル」という言葉を使っていたが、これは誤りだ。
清原和博と佐々木主浩はいかにして出会い、ライバルとなったのか。今一度、彼らの球歴を振り返ってみたい。