File.016ジャンプティー
バランスを整える
■練習法/両足でジャンプし、両足で着地。そして、着地と同時にバットを振る。投げ手はこのタイミングに合うように、トスを投げ入れる。
■狙い/「ジャンプして着地することでバランスが整い、無駄な動きをなくすことができます」と、桐蔭学園中の大川監督。ジャンプをするときは何も考えなくても全体のバランスが整いやすい。頭が突っ込んだり、後ろに残り過ぎたりしない状態でスイングができる。もうひとつ、着地した瞬間に打つことで地面からの反力をもらい、バットを強く振ることができる。
ほかの練習では力んでしまいバットが遠回りする選手でも、ジャンプティーをやると自然な動きの中でスイングできていた。
■注意点/両足で跳んで、両足で着地する。ここだけ気をつけておこう。片足ジャンプ&着地ではバランスが崩れてしまう。両足を使うことに意味がある。
▲構える際にどこに力が入っていたのか、ジャンプしたあと、どこの力が抜けたのかを確認しよる
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