<南北海道の主な注目選手>
投手・上出 雄司(札幌光星・3年)
185センチ75キロ/左投左打
1年夏から登板の大型左腕。肩の回復次第では夏には140キロも射程内の素材
投手・横内 雅樹(札幌第一・3年)
170センチ78キロ/右投左打
140キロ超えの球速は道内屈指、体が絞れ下半身に粘りが出れば他校の脅威だ
投手・清水洋二郎(函館ラ・サール・3年)
180センチ72キロ/左投左打
体力面で不安も投手らしい投手。ネット裏をうならせる巧みな投球も発展途上
投手・大串 和弥(北照・3年)
173センチ73キロ/左投左打
緩急巧みに操りスローカーブも秀逸。走者を出しても必殺牽制で沸かせる
捕手・小畑 尋規(北照・3年)
180センチ81キロ/右投右打
強肩強打、不動の4番は俊足も魅力。二塁から本塁への走塁にも一見の価値あり
捕手・櫻間 恒生(立命館慶祥・3年)
174センチ90キロ/右投右打
文句なしの道内最強スラッガー。1年春以来の全道(南)大会での勇姿がみたい
遊撃手・山崎 友也(札幌日大・3年)
186センチ79キロ/右投左打
主将として悲願の甲子園へ導くか。広角に遠くへ飛ばす柔軟なスイングが魅力
遊撃手・吉田 甫(北海・2年)
176センチ73キロ/右投左打
卓越したバットコントロールに加え一冬越えてパワーアップ。来季の目玉候補
外野手・佐藤 大夢(札幌第一・3年)
178センチ78キロ/右投左打
1年春に鮮烈デビュー、昨夏の甲子園とステップアップ。トップとためが光る
外野手・吉田 雄人(北照・3年)
178センチ73キロ/右投左打
野手では道内屈指の存在感。昨夏の悔しさをバネに成長は真摯さと向上心の賜物
<大会展望>
北照頭一つ抜き出る
センバツ8強の北照が頭一つ抜けているものの、対抗の札幌日大投手陣が踏ん張ればチャンスがある。北照は左腕・大串に続く2番手投手が課題とされるが、大串も不用意な四球が夏は命取りとなる可能性もあり試合巧者の北海、昨夏代表の札幌第一がつけ込むのはその部分だろう。北照対札幌勢の構図に昨秋決勝で北照に敗れた駒大苫小牧も6年ぶり甲子園へ闘志を燃やす。力がありながら札幌第一がノーシード。新進の札幌大谷とともに波乱のカギを握る存在だ。