秋の国体・高校野球が9月27日から、和歌山・紀三井寺球場で開幕する。
甲子園、U-18ワールドカップで輝いた球児のうち3年生は、そのユニフォーム姿を見る最後のチャンス。今年も絶妙な組み合わせが目白押しで、盛り上がること間違いなしだ。
しかし季節がら、悩ましいのが台風直撃。日程を消化できず打ち切り(2008、2010年)、決勝なしの2校優勝(2012年)など、近年は天候に泣かされ続き。さらに、引き分けの場合は抽選で勝者決定と、真剣勝負が醍醐味の高校野球らしからぬアバウトさだが、公開競技ながら開会式とともに唯一入場料が設定されている国体の花形競技でもある。