巨人・清武英利代表(当時)が文部科学省で記者会見を行い、渡邉恒雄会長によるチームの私物化を痛烈に糾弾した。発端は渡邉会長の「江川卓ヘッドコーチ就任」の独断決定。これに反発した清武代表が「独裁体制はコンプライアンス違反」と反旗を翻し、法廷闘争に続く内紛騒動が幕を開けた。結局、清武代表は巨権には勝てず、巨人から追放される形となったが、割を食った江川の心中はいまだ明らかにされていない。