File.080レッドコードトレーニング
不安定な状況でのトレーニング
■練習法/レッドコード(病院でのリハビリなどで活用されている赤い綱)を使ったトレーニング。腕立伏せやスクワット、足開閉など、さまざまなメニューがある。その中の一部を紹介しよう。
■狙い/不安定なロープの上で運動を行うことで、バランスを養う。下が固定されているバランスボードと大きく違うのは、ロープが揺れることだ。常にバランスを取ろうとする本能が働くため、体の深部にあるインナーマッスルにも刺激を加えることができる。
■注意点/ロープの上に立つのは、慣れるまでは難しい。初歩の段階では、必ず選手の後ろに補助を立たせること。バランスを崩して後ろに倒れるときに、体を支えてあげる。
はじめは手でロープを持ちながら、バランスを取ってもいい。ケガだけには注意を。松陽中もすぐにレッドコードに取り組んだわけではない。この前に紹介した腕立て伏せや腹筋ができてからレッドコードへ。段階を踏んで挑戦してみよう。
▲まずは足を閉じてロープの上に立つことからスタート
▲上がスクワット、下が腕立伏せの形から片手を上げるメニュー
どんな練習か動画でチェック!