プロでは選手としての経験はないにもかかわらず、巨人、阪急、阪神など5球団で29年間もチームの指揮をとり、3200試合で1657勝1450敗93分。勝率は.533と、まさに日本球史に残る監督だった藤本定義。リーグ優勝も9回成し遂げている。シーズンが始まる前に、1年間の投手のローテーションをすべて決めていたという逸話も残っており、いかに緻密なチーム運営を行っていたかがわかる。1981年2月18日、76歳で死去。