死ぬ気で勝つ! 阪神・優勝争いのキーマンは気迫でチームを鼓舞する糸井嘉男だ
やはり不安が的中した!
広島との開幕3連戦で阪神は24失点、8失策。開幕前から不安視されていた守備の弱さを露呈してしまった。
ここまで失点しても、1勝2敗と何とか3タテを食い止められたのは、1戦目の9回表に飛び出した福留孝介の2ランホームランがあってこそ。もし、あのホームランがなかったら……。
スタンドが真っ赤に染まった完全アウェー状態で、6回以降の試合の流れからするとひっくり返されてもおかしくない展開だった。
ただ、この3連戦では1戦目に10得点、2戦目に8得点しているところを見ると、昨季のような貧打は払拭しているように思える。
昨季は「超変革」のスローガンの下、Bクラスに甘んじたものの、若手の台頭が目覚ましい1年だった。
そして迎えた2017年シーズン。優勝争いするためのキーマンは誰か? また、勝つために必要なことは何だろうか?