七夕の季節に思い出したい、江川卓vs.掛布雅之。因縁のライバル対決
7月、七夕、星祭り。街を歩けばあちこちで七夕飾りが賑わい見せる。
夢の球宴・オールスターゲームが開催される7月とあって、この時期はいつも以上に「ライバル対決」が気にかかる。球界では過去、さまざまなライバル対決が繰り広げられてきた。長嶋茂雄vs.村山実、王貞治vs.江夏豊、野茂英雄vs.落合博満、イチローvs.松坂大輔……。なかでも、80年代きってのライバル対決といえば、「江川卓vs.掛布雅之」を外すわけにはいかない。
「巨人のエース」と「阪神の4番」によるライバル対決は、1979年から1987年までの9年間、167打数に渡って繰り広げられた。その初対決の日が、奇しくも1979年の7月7日。どちらが織姫でどちらが彦星かはわからないが、「七夕対決」として大きな注目を集めたという。その記念すべき初対決の様子をプレイバックしたい。