交流戦では緑のリストバンド。6月5日は「環境の日」。野球界が取り組まなければならない環境活動とは?
「あの緑のバンドはなんだろう?」
交流戦がスタートした5月30日(火)、および6月2日(金)。審判団全員、そして一部の選手が緑色のバンドを腕につけて試合に臨んでいたのをご存じだろうか。球場の売店などで販売しているのを見たことがある、という野球ファンもいるだろう。
このバンドは、2008年から販売がはじまった「グリーンリストバンド」。税込540円。売上げの一部はNPBが行う植樹活動の資金となる。年に数回、任意ではあるが選手が着用して試合に臨むことで、「野球界の環境活動」を啓蒙する役割を担っているわけだ。
奇しくも今日、6月5日(月)は、国連総会で制定された国際デー「世界環境デー」であり、日本でも「環境の日」として制定されている。そこで本稿では、プロ野球における環境への取り組みについて、今一度おさらいしてみたい。