映画『42 〜世界を変えた男〜』が話題となっている。タイトルの「42」と黒人選手として初のメジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソンが付けていた背番号で、現在MLB全球団はもとより、アマチュア野球や独立リーグでも永久欠番になっている、アメリカ野球界においてとても神聖な番号だ。
そして、この「42」と縁深いのが、日米8球団でプレーを重ねた男・木田優夫だ。上梓したばかりの『木田優夫のプロ野球選手迷鑑』の中で、背番号「42」との思い出が綴られている。今回はそんな「木田優夫と背番号」の秘密から、この本の魅力を紹介したい。