助っ人トリオで走者を動かせない!? 首位攻防3連戦で見えた楽天に足りないものとは?
まさに激闘だった。楽天が0.5ゲーム差をつけて迎えた6月30日から7月2日にかけての楽天対ソフトバンクの3連戦。この首位攻防戦は3戦ともすべて緊迫した1点差での決着となり、ゲームセットの声を聞くまで勝敗の行方がわからない「がっぷり四つ」の名勝負となった。
接戦の末、楽天は1勝2敗で負け越し、対ソフトバンクの成績は6勝5敗に。試合数の関係で勝率はソフトバンクの.645を上まわる.657で1位を守ったが、ゲーム差では遂に抜かれてマイナス0.5ゲーム差となった。
互いの強さを認め合ったこの3日間は、楽天が4年ぶりの優勝をつかむために「解決しなければならない課題」を、あらためて浮き彫りにした3日間となった。