鳥肌もの!!バッセン迫り来る虫の巻/第47打席
今回で第47弾!
漫画家・平沢健司さんは、現在『月刊チャンピオン』で連載中。野球部出身で、今でもバッティングセンター(通称“バッセン”)に通っている実践派。平沢さんの観察眼が光る奇妙なバッセンの世界をどうぞ!
どんな怪談話よりも恐ろしい夏の夜の悪夢。
私と同じように、蛾が苦手な方はかなり多いのではないだろうか。
近づいてくる蛾を目の前に、驚きの声すら発することもできないこの恐怖。
太ももに軟球が直撃するくらいの痛み、蛾の粉が身体に付着するうっとうしさに比べたら、全然たいしたことないのである。
まっ、でも結局、ボールが当たった直後、左の頬に蛾ぶち当たってきたけどね!
画・文=(ひらさわ・けんじ)/ギャグ漫画家。「バッティングが好き」という理由だけで、小・中・高と野球を続けてきた。バッセンのお世話になった回数は数知れず。好きな打法は、天秤打法。好きな返しは、センター返し。『月刊チャンピオン』にて
「アンダーライフ」連載中!