1978(昭和63)年が2位、1979(昭和54)年が5位と、2年続けて優勝を逃した巨人は、衰えが隠せなくなっていた張本勲のロッテへの金銭トレードを発表。これに対して、フロントと来季の口約束を交わしていた張本は、記者会見で「巨人は間違った方向へ進んでいる」と批判。球団側に痛烈な「喝!」を出した。その後、ロッテで2年間プレーした張本は、3000本安打(最終的には3085本)を達成している。