オフの風物詩でもあるFA移籍。今年も40人程度が新たに権利を獲得する見通しで、有力選手に関しては、シーズン終了を待たずに、様々な情報が飛び交うことも恒例となっている。
今回は守備の要、チームの司令塔でもある捕手に注目し、現状と動向を「勝手に」考察してみたい。
2018年オフには炭谷銀仁朗(西武→巨人)、2017年オフには鶴岡慎也(ソフトバンク→日本ハム)、大野奨太(日本ハム→中日)と、近年、意外と多いのが捕手のFA移籍。絶対的なレギュラーが君臨しているチームでの2番手以降の捕手、あるいはチーム内の何人かで併用されている捕手ならさらなる出番を求め、新天地に活路を見出すケースは少なくない。
今季も新たに国内FA権を取得したチームの主力捕手がいる。會澤翼(広島)と伊藤光(DeNA)だ。
なお、中村悠平(ヤクルト)、武山真吾(中日)も新たに資格を満たしたが、中村は昨オフに3年契約を結んでおり残留はほぼ確定。武山も35歳という年齢から、FA宣言する可能性は低そうだ。
※成績は9月24日現在