プロ野球選手にも、いろいろなデビューがあるが、与那嶺要(ウォーリー与那嶺/当時巨人)のデビューは衝撃的なプレーだった。ハワイから来日したばかりの与那嶺の初打席は、中日戦で2点を追いかける試合終盤。無死一、二塁というチャンスで代打として打席に。そこで、与那嶺が見せたのはセーフティーバント。当時の日本の野球にセーフティーバントという概念はなく、選手もファンも目が点になったという。