「死のロード」はもう言い訳に使えない。阪神は「毎年恒例・夏場の失速」を防げるか!?
夏の甲子園を目指して全国の地方大会で熱戦が繰り広げられている。高校球児たちは今、熱く燃えている。
一方、甲子園球場を本拠地に持つ阪神は、恒例のごとく、夏場に入り失速気味。7月26日の時点で、首位・広島には11ゲーム差をつけられ、DeNAにも甲子園で連敗。2位の座を奪われた。
そして、27日の甲子園でのゲームを最後に1カ月もの間、高校野球に甲子園を譲り、本拠地を離れることとなる。
この夏場の長期ロードは、かつて「死のロード」と呼ばれていた。阪神にとっては1年で一番過酷で、憂鬱な時期が始まるのだ。
ただ、この長期ロード。確かに一昔前までは地獄のようなロードだったが、最近は移動や宿泊の負担が減ったこともあり、かつてほどではない様子。今シーズンの阪神は長期ロードで巻き返し、夏場に弱いイメージを払拭できるだろうか。