怪物1年生・清宮幸太郎を擁する早稲田実(西東京)。高校野球100年&始球式がOB・王貞治氏というメモリアルイヤーに深紅の優勝旗を狙った。
しかし、準決勝で昨秋の明治神宮大会の優勝校・仙台育英(宮城)の前に0対7で完敗。ドラフト候補右腕の佐藤世那を攻め切れず、同じく東京でしのぎを削った関東一(東東京)とともに甲子園を去ることとなった。
この大会、最も注目された清宮にとっての初めての夏もここで終了。甲子園に戻ってくることを誓い、土は持って帰らなかった。
大会前から異例の報道体制が築かれた現代の怪物。期待を裏切らなかった彼の今夏の戦いをまずは西東京大会から振り返ってみたい。