勢いに乗ったら破壊力は抜群の「マリンガン打線」が最も激しく牙を剥いたのは、23対2で終わった2009年のロッテ対広島の試合の6回裏だろう。48分にも及んだ攻撃で、1イニング打者20人、15得点、14打点、10打数連続安打、15者連続出塁、14連続得点と同時に6つもの記録を打ち立てた。ちなみに、1イニングで3回打席に立った大松尚逸もNPB新記録を打ち立てたが、この内2打席でアウトになってしまった。