先発6番手とは言わせない! 左腕エース候補に成長した阪神・岩貞祐太が目指すもの
可能性を秘めた選手が積極起用される! 阪神タイガース・金本知憲監督の思い切りのいい決断が、選手たちを刺激して、チーム内を活性化している。
4月27日、育成選手だった原口文仁が支配下登録され、同日付けで即1軍登録。山田勝彦2軍バッテリーコーチのユニフォームを借りて、すぐに試合に出場して話題になった。
積極起用といえば、今季初めて1軍でプレーした野手を追っていくと一目瞭然。高山俊、横田慎太郎、陽川尚将、板山祐太郎と4選手にも及び、ほとんど1軍実績のなかった岡崎太一や北條史也も積極的に起用して、ここまで相応の結果を残している。
反対に、結果の出ない選手は容赦なくファームに落とすのが今年のタイガース。体調不良もあり調子の出ない新外国人、マット・ヘイグを早々に見切り、ファームで再調整を課している。また、昨年70試合マスクを被った実績のあるベテラン捕手・鶴岡一成が、ここまで1軍に呼ばれることがないのも、今年の象徴とも言える。