巨人!?バッセン私など一捻りの巻/第42打席
今回で第42弾!
漫画家・平沢健司さんは、現在『月刊チャンピオン』で連載中。野球部出身で、今でもバッティングセンター(通称“バッセン”)に通っている実践派。平沢さんの観察眼が光る奇妙なバッセンの世界をどうぞ!
本当に球児?
そんな疑いをもってしまうほどガッチリとしたその体格。もし、彼らの中に地方巡業中のプロレスラーが混ざっていたとしても、気付くまでに数秒はかかってしまうだろう。
いや〜、それにしても羨ましい限りである。
身の丈165センチ程の私にとって、180センチを超える高身長は憧れなのである。
もし私の身長が180センチ以上あったとしたら・・・きっとモデルを目指していたに違いない。すぐにメンズファッション誌の表紙を飾る人気モデルとなるが、調子に乗って、売り出し中のグラビアアイドルに手を出し、業界から干される。仕事のない私は実家に引きこもり永遠のニート生活・・・
あ〜良かった。今の身長で。
画・文=(ひらさわ・けんじ)/ギャグ漫画家。「バッティングが好き」という理由だけで、小・中・高と野球を続けてきた。バッセンのお世話になった回数は数知れず。好きな打法は、天秤打法。好きな返しは、センター返し。『月刊チャンピオン』にて
「アンダーライフ」連載中!