虎の4番は誰だ!? 期待すべきは「右の和製大砲」。そうなると候補はこの若虎2名だ!
右の大砲がいない!
今シーズン、阪神が抱えている課題の1つが4番に据える大砲の不在だ。
ゴメスが退団した今、この穴は新外国のキャンベルが埋めるはずだった。しかし、期待されたキャンベルは、フリーバッティングでは広角に上手く打ちわけ、ヒット性の当たりを連発するも、実戦となると日本の投手の球のキレにタイミングが遅れるなど、未だ調整段階の域を出ない。
ただ、優良助っ人だったマートン(2015年シーズンを最後に退団)も来日初年度にあたる2010年のキャンプ、オープン戦では、凡打の山を築き酷評されていたが、ペナントではきっちり結果を残した。
マートンの例を挙げると、キャンベルも少し長い目で見る必要はある。とはいえ、長打力となると「期待薄」なだけに4番候補としては荷が重いのかもしれない……。
誰が4番に座るのかはまだわからないが、甲子園の浜風を考えると、4番はやはり右の大砲でいきたい。この空白区に埋める右の大砲、そして4番にふさわしい選手を探ってみた。