いよいよ8月6日の開幕日が迫ってきた夏の甲子園。各代表校の顔ぶれも続々と明らかになってきた。どのチームにも持てる力を余すことなく発揮してもらいたいが、パフォーマンスを阻害する1つの要因がやはり天候問題だ。昨年の大会も台風の影響で開幕日が2日ズレるという波乱の幕開けだったことは記憶に新しい。よほどの優勝候補でもない限り、初戦にコンディションのピークを持ってくるもの。開幕がズレるというのは心身ともに相当なプレッシャーだったはずだ。
そんな球児たちの不安を一掃してくれたのが甲子園球場の守り人、阪神園芸。大雨の後にもかかわらず、開幕日の甲子園球場は素晴らしいグラウンドコンディションで球児たちを出迎えてくれた。過去にも雨に悩まされた大会はあるが、その都度、素晴らしい技でグラウンドを整えてきた阪神園芸目当てのファンも意外に多い。