近鉄、オリックスで監督を務め、イチローや田口壮などの好選手を育て上げた名将・仰木彬がこの日、福岡市内の病院で亡くなった。この年、球界再編で発足したオリックス・バファローズの監督を務めていたが、就任時にはすでに肺ガン闘病中で「グラウンドで死ねたら本望」という熱い気持ちで就いた監督業だった。プロ野球界の顔がまたひとり天国へと旅立った。