今季は外崎修汰で決まり!? 石毛、田辺、稼頭央、中島らが築いた獅子軍団遊撃手「黄金の系譜」
西武が抱える懸案事項の一つであった「正遊撃手不在」が、いよいよ解消されそうだ。答えを出したのは、今季がプロ入り2年目となる外崎修汰。
昨季は金子侑司、鬼崎裕司に続く31試合にスタメン出場した外崎。打撃ではあまり良いところを見せられなかったが、盗塁を10回中9回決めるなど自慢の俊足を大いにアピールしていた。
今季に入っても、オープン戦でチームトップの盗塁数を記録するなど持ち味を発揮。さらに課題だった打撃でも、3月13日の巨人戦でホームランを含む猛打賞となったことで、団子状態だった遊撃手争いから頭一つどころか二つ三つと抜けだした。
思えばこれまでの西武は、常に確たる遊撃手が存在し、彼らがリーダーシップをとってチームの強さを維持していた。それだけに最近のチーム成績が芳しくないことは、正遊撃手不在と無関係ではないだろう。
そこで今回は西武のショートの歴史を振り返ってみたい