師走の風物詩、「新語・流行語大賞」が今年も12月1日に発表された。今年の年間大賞が「トリプルスリー」だったように、実はこの「新語・流行語大賞」と野球界は、昔から非常に結びつきが強い。
特に90年代には「イチロー」(1994年)、「NOMO」「がんばろうKOBE」(1995年)、「メークドラマ」(1996年)、「ハマの大魔人」(1998年)、「リベンジ」「雑草魂」(1999年)と、毎年のように野球界から流行語大賞が生まれていた。
では、2015年はどんな言葉が球界やファンの間で飛び交ったのか? そこで、今年の「プロ野球流行語」を勝手に10個選定。本稿ではその中から、上半期に注目を集めた5つのワードをピックアップし、今季のプロ野球を振り返ってみたい。