1957年岡山県生まれ。邑久(おく)高から日体大に進むも、正選手になることができず、下積みの大切さを経験。大学卒業後、1984年には倉敷市立工業に赴任。翌年には同校の軟式野球部を、全国定時制通信制大会の東中国代表に導いた。
また、岡山城東高では開校した1987年から野球部監督を務め、2期生が3年生になった1990年夏、開校わずか4年目でチームを甲子園へ。さらに1996年には、センバツ4強入りを果たすなど、その指導力には定評がある。今夏、岡山学芸館の監督に就任9年目で初優勝。
昨年6月に野球部専用球場を完成させた同校。限られた時間や場所でも実戦できる練習方法を数多く知っている山崎監督の経験がスケールアップして活かされたといえるだろう。