先日、巨人の鉄腕リリーバー・山口鉄也が契約更改に臨み、最大3年総額10億円以上の、大型契約を結んだと報じられた。今季は2月のキャンプ中に左肩痛を発症。開幕当初は失点を重ね、目を覆いたくなる防御率だったところから盛り返し、苦しみながらも1シーズンを乗り越え、60試合に登板した。前人未踏の7年連続60試合登板を達成し、1軍デビューした2007年から、8年間で501試合もの登板数を積み重ねた。
もはや、球史に残る投手となった山口。実は入団テストを受験して、プロ入りを果たしていること、育成選手で入団したことはご存じだろうか。高校卒業後に渡米し、マイナーリーグでプレーした後、巨人のテストを受け、見事合格。プロ野球人生の扉を自ら、こじ開けた。ちなみに、巨人のテストの前には横浜、楽天の2球団でも受験したが、不合格だったという。