オリックス・新生いてまえ打線が発動!? 強力打線復活のカギを握るのはこの3人だ!
1990年代末から2000年代初頭にかけて、中村紀洋、タフィ・ローズらを擁する強力打線でパ・リーグの投手たちを震え上がらせた近鉄。その打線は「いてまえ打線」と呼ばれ、投手が打たれても打たれても、負けずに打ち返し勝ち星を積み重ねていった。
2001年にはすべてリーグトップのチーム打率.280、211本塁打、770得点の成績をマーク。まさに問答無用と言わんばかりの破壊力を見せつけた。
2004年のオフにオリックスと合併して「近鉄」の名前が消滅して以来、いてまえ打線の名を久しく耳にすることはなかった。しかし、吉田正尚やロメロといった大砲の登場により、16年のときを経た今、新生いてまえ打線と呼びたくなる強力打線が復活の兆しを見せている。
今回は打撃陣のなかで、新生いてまえ打線の支えになってほしい中堅、ベテランにスポットを当てる。