大器晩成すぎる!? “高校通算本塁打0本”でもプロで大スラッガーになった選手は?
熱戦の火蓋が切って落とされた夏の高校野球。今年も早稲田実業の清宮幸太郎に注目が集まるなか、清宮は7月10日の初戦でいきなり本塁打。高校通算本塁打を51本に伸ばし、歴代1位の山本大貴(神港学園)の107本を超えるのではないかと囁かれている。
しかし、この“高校通算本塁打”は野球ファンにとっては永遠の議題。「グラウンドが小さい」「試合数が違う」「○○は活躍しなかった」……などなど、否定要素が挙げられやすい数字でもあるのだ
確かに本塁打の数が多ければ夢は増す。だが、プロ野球のなかには「高校時代はサク越えなし!」という選手が意外と存在する。
たとえば、中島卓也(日本ハム)。カットの名手、小技の名手として存在感を示す中島は、実は小学生の頃から現在に至るまで、サク越えゼロ。生涯小技を貫きプロの一線で戦う稀有な選手だ。
そしてさらに驚かされるのは“高校通算本塁打0本”でもプロで本塁打王を獲得した選手がいること。そんな晩成型の歴代スラッガーを紹介しよう。