広島の「捕手論争」は過去の話。會澤翼がついに覚醒。いつの間にか広島が捕手王国に?
今季も広島が強い。開幕前は、エースにして精神的支柱だった黒田博樹の引退に加え、ベテラン・新井貴浩や石原慶幸の衰えも不安視され、昨シーズンほどの強さはないのでは、と懸念する声もあった。
しかし、蓋を開けてみれば7月5日時点で、47勝27敗1分の貯金20。2位とのゲーム差は7と早くも独走態勢を築いている。
この予想以上の強さは、47勝のうち逆転勝ちが26勝という驚異的な打力がものをいっている。
しかし筆者は、劣勢でも一気に試合をひっくり返せる打力もさることながら、ベテラン、中堅、若手が揃った豪華な捕手陣が強さを陰で支えているのではないかと見ている。