高校野球のダークな話が満載!?『黒い甲子園』
34回目のベースボールビブリオ。今週も高校野球の時期に合わせて紹介したい本があります。
『黒い甲子園』(立花孝一郎著/茜出版)です。
昭和58年現在の表立って言えないダークな話を集めています。そのほとんどが実名で書かれており、臨場感(?)満載です。
この頃の高校野球は早稲田実業の荒木大輔や、横浜の愛甲猛、畠山準や水野雄仁がいた池田高校にPL学園などが中心にいたような時期でした。これらの高校の話が出ているとは限りませんし、ここに書かれていることが全て本当に正しいとは限りません。なかなか紹介しにくい1冊ですので、気になる方はビブリオへお越しいただき、お読みください!
■プロフィール
小野祥之(おの・よしゆき)/プロ・アマ問わず野球界にて知る人ぞ知る、野球本の品揃え日本一の古本屋「ビブリオ」の店主。東京・神保町でお店を切り盛りしつつ、仕事で日本各地を飛び回る傍ら、趣味はボウリングと、まだまだ謎は多い。
文=鈴木雷人(すずき・らいと)/会社勤めの傍ら、大好きな野球を中心とした雑食系物書きとして活動中。自他共に認める「太鼓持ちライター」であり、千葉ロッテファンでもある。Twitterは
@suzukiwrite
■お店紹介
『BIBLIO』(ビブリオ)
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1丁目25
03-3295-6088