File.005打ち分けティー
コースに逆らわない打撃
■練習法/ネットを2枚使って行う打ち分けティー。投げ手は正面からインコース、アウトコースにトスを投げ分け、右バッターはインコースをレフトへ、アウトコースをライトへ打ち分ける。
■狙い/コースに逆らわないバッティングを身につける。よく行われる斜め45度からのティーは、「実戦につながらない」と敬遠する指導者もいるが、ネットを2枚使えば正面からのティーを実現できる。アウトコースは前足を踏み込んで、右側のネットに強いライナーを打ち込む。数をこなしながら、コースによる打ち方の違いを覚えていく。
■注意点/真ん中にトスを上げるとピッチャーライナーが飛ぶ恐れがあるので、投げ手は両コーナーに投げ分けよう。そして、投げたあとはネットの後ろに身を隠す。キャッチャーマスクを着けることも忘れないでおこう。ケガだけには注意を。
▲2枚のティーネットを左右に配置して行う打ち分けティー。投げ手はネットの間から、両コースにトスをあげる
▲右バッターはインコースをレフトへ、アウトコースは前足を踏み込んでライト方向へ打ち返す
▲真ん中に投げるとピッチャー返しの恐れがあるので注意。投げ手は必ずマスクをして、トスのあとはネットに身を隠す
どんな練習か動画でチェック!