来季のヤクルト内野陣には村田修一とあの男がいる!? 夢見がちなヤクルトファンの妄想
この原稿を執筆している10月23日時点ではドラフト会議は終わっていない。注目の清宮幸太郎(早稲田実)がヤクルトのユニフォームを着ることになるかもしれないし、そうじゃないかもしれない。まだ、この時点では夢を見るのも許される、と思い、敢えて「清宮入団」も視野に入れて書き進める。
今シーズン、記録的な大敗を喫したヤクルトは来シーズンから小川淳司監督の再登板が決定。「6さま」こと宮本慎也氏もヘッドコーチに就任し、引退後初めてユニフォームに袖を通すことになる。しかし、首脳陣が刷新されても戦うのは選手である。選手の意識改革、技術の向上がなければ上位進出は狙えないだろう。もちろん、故障しないことは大前提だ。
投手陣の崩壊に目がいきがちなヤクルトだが、今シーズンは打撃陣の不調が大きかった。川端慎吾、畠山和洋、雄平が離脱。そして、頼みの山田哲人は不振が長引いた。チーム打率.234、95本塁打はともにリーグ最下位。打者有利とされる神宮球場を本拠地としながらこの有様だった。ここで、とくにケガ人が多く出た内野陣について来シーズンを占ってみたい。