不快感!!バッセンねちゃ手の巻/第38打席
今回で第38弾!
漫画家・平沢健司さんは、現在『月刊チャンピオン』で連載中。野球部出身で、今でもバッティングセンター(通称“バッセン”)に通っている実践派。平沢さんの観察眼が光る奇妙なバッセンの世界をどうぞ!
なぜここまでの粘着力を残しながら、グリップから剥がれてしまったのか?
まったくもって謎である。
そして、この手に付いた粘着質。
石鹸で洗おうが、軽石で擦ろうが、なかなか取れない。なんて生命力の強い奴!
まるで、「わしゃ〜もう長くない・・・」と言いつつ、長生きする爺さんのようだ。
しかしまぁ実のところ、これくらいのねちゃねちゃ、全然、大したことではない。
最後の夏の大会で、スクイズを失敗した事を、いまだに、ネチネチと攻め続けられる私にとっては全然・・・
画・文=(ひらさわ・けんじ)/ギャグ漫画家。「バッティングが好き」という理由だけで、小・中・高と野球を続けてきた。バッセンのお世話になった回数は数知れず。好きな打法は、天秤打法。好きな返しは、センター返し。『月刊チャンピオン』にて
「アンダーライフ」連載中!