ご存知「埼玉のダルビッシュ」。ルーキーイヤーから1軍登板を続け、キャリアハイは2014年の8勝。今シーズンは2軍で20試合、6勝5敗、防御率3.40。1軍では2回先発して1敗、防御率6.00。
ファームでの試合を実際に見てみると、決め球である「全力で腕を振ったカーブ」の制球がイマイチで、2軍の下位打線に「ボール先行」という苦しい内容。ただストレートのキレ自体は悪くないので、変化球の精度を高めれば、再び輝きを取り戻せるだろう。
3年目の2014年に1軍初登板を果たし、8勝を挙げた。しかし、2015年は5勝とパッとしない成績で、今季は3月に右ヒジ関節の手術を行ったため、リハビリ中心のシーズンだった。
「リハビリと練習をしっかりと積み重ねて、必ず1軍のマウンドに戻ろうと思います」との言葉通り、患部は順調に回復。9月7日には今季3度目のファーム登板を果たした。これからの復活に期待だ。
ルーキーイヤーの2014年に7勝した即戦力右腕。期待された2015年は3勝止まり。今季は1軍登板がなく、ファームで3試合、1勝1敗、防御率1.69。
ひところは「日本ハム先発陣の救世主」とまでいわれた浦野。このままファームでくすぶっているわけにはいかない。