苦痛!!バッセンこんな練習法の巻/第65打席
今回で第65弾!
漫画家・平沢健司さんは、現在『月刊チャンピオン』で連載中。野球部出身で、今でもバッティングセンター(通称“バッセン”)に通っている実践派。平沢さんの観察眼が光る奇妙なバッセンの世界をどうぞ!
先輩に命じられるがままに、こんなことをさせられているご様子のこの彼。
よっぽどおもしろくないのだろうか、「ハイ」以外の言葉を一切口にしようとしない。
まぁ、彼の気持ちも分からなくはない。みんながわいわいバッティングを楽しむ中、1人、キャッチングの良し悪しを先輩に、判定し続けられるのだから。
周りのお客からの「あんなことして何が楽しいんだ?」的な視線が容赦なく彼に突き刺さる。そして遂に、彼の我慢は限界を超えた。
「こんな練習もうイヤです!帰らせてください! ・・・あ、でも一応ちゃんと練習したんで、約束通り、ハンバーガーおごってもらいますよ」
ハッ? なんだコイツ!? 先輩にむかって!! なにその論理!?!?
これがゆとり世代というやつなのか・・・
画・文=(ひらさわ・けんじ)/ギャグ漫画家。「バッティングが好き」という理由だけで、小・中・高と野球を続けてきた。バッセンのお世話になった回数は数知れず。好きな打法は、天秤打法。好きな返しは、センター返し。『月刊チャンピオン』にて「アンダーライフ」連載中!
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