1949(昭和24)年に建設され、九州のプロ野球シーンを引っ張ってきた平和台球場で1997(平成9)年のこの日、最後のプロ野球公式戦が行われた。西日本パイレーツ、西鉄、太平洋、クラウンライター、そしてダイエーと多くの球団が本拠地として使用した九州野球のメッカは超満員札止め。ダイエー期待のルーキー・若田部健一が近鉄・野茂英雄との投げ合いを1対0で制し、平和台最後の日に華を添えた。