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楽天・今江敏晃誕生! ロッテへの人的補償を大予想!

「ミスター・ロッテ」ともいわれた今江敏晃が楽天に電撃FA移籍。ロッテファンは悲しみに暮れていると思いきや、「年俸2億円は高い」「人的補償が楽しみ」と意外とケロリとしている。

 今江はAランクで人的補償が発生する可能性がある。ロッテファンの期待は、すでにそちらに向かっているようだ。

 ロッテ・林信平球団本部長は、人的補償決定の越年を示唆。今江に代わり幕張にやって来る選手の判明は年明けになりそうだ。そこでひと足先に、人的補償でロッテ入りする選手を大予想してみた。


美馬学(29歳/投手)
2015年成績
16試合/3勝7敗/防御率3.44

 28人のプロテクト枠の当落線上になりそうな美馬。ロッテも先発投手はノドから手が出るほどほしいはず。9月に右ヒジのクリーニング手術を受けており、状態は不透明だが、プロテクト漏れなら真っ先に飛びつくだろう。


聖澤諒(30歳/外野手)
2015年成績
86試合/打率.252/0本塁打/12打点/15盗塁


 プロテクト漏れのウワサがまことしやかに流れているのは聖澤。FA権取得済で、一時期と比べると脚力に衰えが見えているが、戦力としては十分。楽天一筋の男を意趣返しで獲得することもあり得るが、補強のプライオリティは投手・内野手に比べてやや落ちる。


大塚尚仁(21歳/投手)
2015年成績
5試合/0勝0敗/防御率13.50

 服部泰卓、中後悠平、植松優友、リリーフ適性のある左腕3人のクビを切り、同ポジションの補強が急務になっているロッテ。高卒4年目の大塚は今季、2軍で42試合に登板、防御率2.48と力を伸ばしており、おいしい有望株といえる。


北川倫太郎(22歳/外野手)
2015年成績
31試合/打率.215/0本塁打/4打点

 若手野手の有望株でプロテクト漏れしそうなのが北川。今季は2軍で36試合に出場し、打率.347をマーク。1軍昇格も果たして、スタメンの機会も増えた。明徳義塾高時代はスラッガーとして評価されており、国産大砲の育成に迫られるロッテは欲しいはず。

 そのほか、大穴では来季2年目になるルシアノ・フェルナンドや、伊東亮大も挙げておきたい。


 ロッテサイドが今江の獲得を「平沢大河指名の報復」と見るならば、昨季のヤクルトが相川亮二の人的補償として、巨人から2年目の奥村展征を獲得したようなあっと驚く人選もあり得るかもしれない。

 ロッテファンにとってはウキウキ、楽天のファン&プロテクト当落線上の選手にとっては胃が痛くなる年越しになりそうだ。


文=落合初春(おちあい・もとはる)

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