“精密機械” と称された大投手、野球殿堂入り…グレッグ・マダックス(元アトランタ・ブレーブスほか)/第62回
2014年のアメリカ野球殿堂表彰者に、グレッグ・マダックス氏が選出されました。
23年のメジャーリーグキャリアで、歴代8位の通算355勝、17年連続15勝以上、4度のサイ・ヤング賞、18度のゴールドグラブ賞などなど、多数の記録を樹立しました。輝かしい実績を残した大投手なので、野球殿堂の資格を得た1年目での殿堂入りは、当然の結果といえると思います。
キャリア全体を通して、大きなケガなどなく、毎シーズンチームの主力投手としてローテーションを守り続けたことも素晴らしいことです!
ずば抜けたコントロール、常にボールに変化をつけて打者を打ち取っていく投球スタイルは、“精密機械”と称されていました。
イラストでは、そんなマダックス投手を象徴するボール、ツーシームを投げる姿を描きました。ユニフォームは、黄金時代を築き上げたアトランタ・ブレーブスのものです。
歴史に名前を残す偉大な投手の現役時代の投球を観れたことが、ベースボール・ファンとして本当に幸せだったな、という気持ちを込めて描きました。
★ ★ ★
絵と文=横山英史(よこやま・ひでし) /1980年生まれ。野球を題材にしたイラストを得意とするイラストレーター。スポーツ雑誌のイラストやオリックス・バファローズの選手紹介イラスト(2003〜2005年)や、メジャーリーグ カンザスシティ・ロイヤルズのクラブハウスに飾られているチーム歴代プレイヤーを描いた作品なども制作。
このコーナーでは、イラストのリクエストや感想も募集しております。よろしかったら下記のアドレスまで。
w_yakyutaro@knuckleball-stadium.com
記事タグ
この記事が気に入ったら
お願いします