投内連係(第68回)
息あわせ
ひとつのアウトを
取りましょう
ピッチャーの仕事は
ただ投げるだけではありません
ボールが手から離れたその瞬間から
“9人目の野手”
バント処理や打球への反応
ファーストゴロの際には誰よりも早く
ベースカバーに走り
上手くボールを受ける必要があります
トスする位置、ベースへの入り方……
互いのタイミングを合わせる作業は
決して容易ではなく
だからこそキャンプでも
繰り返し練習が行われます
投球も、その後の動きもリズムよく
野手との信頼関係もバッチリ
マウンドで仁王立ちしているだけでは
真のエースにはなれません
文・イラスト=清水はるか(しみず・はるか)/元高校球児の女性イラストレーター。都立高の硬式野球部出身。日本のプロ野球(主にパシフィックリーグ)が好きで、シーズン中は関東の球場に頻繁に出没。野球の絵本にチャレンジ中。ブログ「サークルチェンジに魅せられて」(http://mizuhalu.jugem.jp/)も更新しています。
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