1(右翼):糸井嘉男
2(二塁):上本博紀
3(左翼):福留孝介
4(一塁):ロサリオ
5(中堅):中谷将大
6(三塁):鳥谷敬
7(遊撃):(混戦)
8(捕手):梅野隆太郎
糸井嘉男、福留孝介、鳥谷敬の打順が注目ポイントになりそうだが、機動力を考えると糸井の1番起用が望ましい。2017シーズンは故障を抱えながらも21盗塁を記録した。年齢的な問題はなくまだまだ走れる存在だ。
鳥谷は継続して6番で打線の底を固めそうだ。5番の中谷は大山悠輔との競争。大山が入る場合は、左翼・大山、中堅・糸井、右翼・福留のフォーメーションが有力だが、秋季キャンプでは大山の二塁、遊撃挑戦もはじまっている。
二遊間は激戦区だが、二塁は上本博紀で安定。規定打席以上ではチーム3位のOPS.769を記録しており、16盗塁の足もある。序盤は大山との併用になりそうだが、ここは譲れないところだ。
遊撃は北條史也、糸原健斗の一騎打ちになりそうだが、ファームで25盗塁の植田海の浮上にも期待したい。
1(右翼):糸井嘉男
2(二塁):上本博紀
3(左翼):福留孝介
4(一塁):ロサリオ
5(中堅):中谷将大
6(遊撃):鳥谷敬
7(三塁):大山悠輔
8(捕手):原口文仁
大山の出場機会をキープし続けるには鳥谷の遊撃復帰が望ましい。金本知憲監督は大山を育てたいはず。そうなると三遊間を鳥谷、大山でまとめるのがベスト。二塁・大山の構想もあるが、上本を控えに回すのはもったいない気がする。
また原口文仁は捕手再挑戦が決まっている。梅野の成長も捨てがたいが、やはり阪神といえばダイナマイト打線。強打の伝統がある。原口の打力は捨てがたい。外野では高山俊も福留、糸井の休養日に真価を発揮したいところだ。
1(中堅):俊介
2(二塁):上本博紀
3(右翼):糸井嘉男
4(左翼):福留孝介
5(一塁):中谷将大
6(三塁):鳥谷敬
7(遊撃):(混戦)
8(捕手):梅野隆太郎
阪神首脳陣にとってはあまり考えたくはない事態だが、ロサリオが不発のケースもあるだろう。そうなると頼りにしたいのは俊介だ。2017シーズンは途中出場が中心だったが、シーズン終盤には1番打者に定着。打率.309、OPS.801で打撃開眼の兆しを見せた。
外野の大穴は赤星憲広の背番号53を継承したドラフト4位・島田海吏(上武大)。守備・走塁ではレギュラーを担える力がある。ルーキー時代の赤星のように上位打線で起用されれば実力を発揮できるタイプだ。
全体を見渡せば選手層が厚くなった。各々が誰を使うか悩むほどの活躍を見せれば、広島の牙城を崩すのも夢じゃないはず!
文=落合初春(おちあい・もとはる)