バレるな!!バッセン隠ぺいの巻/第31打席
今回で第31弾!
漫画家・平沢健司さんは、現在『月刊チャンピオン』で連載中。野球部出身で、今でもバッティングセンター(通称“バッセン”)に通っている実践派。平沢さんの観察眼が光る奇妙なバッセンの世界をどうぞ!
俗にいう“屁散らし”なる技であるが、もし隣の打席に立っていたのが若い女性ではなく、脂汗滴る禿げ頭の営業マンだったとしたら。私は・・・
剛速球顔負けのスピード感あふるる屁を、“くらえ!”と言わんばかりの表情でかましていたかもしれない。
人によって態度を変えるこんな私はやはり酷い人間なのだろうか?
こんな私の様な人間がいるから世の中の争い事がなくならないのでは? いっそ出家してみようか・・・
屁ひとつに考えさせられたひと時であった。
画・文=(ひらさわ・けんじ)/ギャグ漫画家。「バッティングが好き」という理由だけで、小・中・高と野球を続けてきた。バッセンのお世話になった回数は数知れず。好きな打法は、天秤打法。好きな返しは、センター返し。『月刊チャンピオン』にて
「アンダーライフ」連載中!
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