休養日を経て、甲子園大会は準決勝を迎える。ここまで進出したチームは、実力を伴って勝ち上がってきた強豪ばかりで、どこも魅力的な選手を揃えている。
そこで本日は、甲子園ベスト4に残ったチームから選りすぐりの「イケメン」選手を、一挙に紹介しよう。
早稲田実業のイケメンは、主将・加藤雅樹だけではなかった。準々決勝の九州国際大付戦では、2打席連続本塁打を放ち、4打点をマークする大活躍。
加藤にも負けず劣らずの端正な顔立ちで、ネット上では「イケメン現る!」と話題に。3番清宮幸太郎、4番加藤雅樹、5番金子銀佑の好調なクリーンアップの後を打つ6番を任されている富田の活躍が、準決勝ではカギを握るだろう。
その実力はホンモノだ。今秋のドラフト候補に推される平沢は、準々決勝の秋田商戦で本塁打を放ち、仙台育英が準優勝した1989年以来、チームを26年ぶりのベスト4に導いた。
宮城大会では不振も、甲子園にやってきてからは大活躍の平沢。1回戦の明豊戦でもバックスクリーン右に特大の本塁打を放ち、守備では再三に渡り好守をみせている。東北勢悲願の初優勝に向けて、この男の活躍から目が離せない。
準決勝の花咲徳栄戦では、苦戦しながらサヨナラ勝ちで準決勝にコマを進めた東海大相模。優しそうなマスクから一転、キレの良いストレートと、縦に落ちるように曲がるスライダー「縦(たて)スラ」を武器に、同僚の左腕・小笠原慎之介との2枚看板でここまで勝ち上がってきた。
準々決勝の花咲徳栄戦では、先発するも3回途中でKO。本日予定されている準決勝、その先の決勝でリベンジなるか、注目したい。
今大会、最も輝いていた高校球児のうちのひとり。ハーフ球児らしい日本人離れした体格と、野性味あふれるプレーは、「高校野球100年」の節目の大会で強烈なインパクトを残した。
特に準々決勝の興南戦でみせた9回表の2ラン本塁打は、観ている者全てを魅了したはず。イケメン球児に認定したい。