【富山・野手編】ドラフト関連度C
野手の筆頭株は砺波工・土田
土田昂平(砺波工)は卓越した打撃センスにパンチ力、勝負強さも加わり昨秋県大会では2試合連続本塁打、サヨナラ本塁打を放つ圧巻の活躍で強烈にアピール。今春は右足のケガで出遅れたが夏の本領発揮に大きな期待がかかる。
ミート感覚に優れた県内屈指のリードオフマン・平田真澄、昨秋からの公式戦11試合の通算打率が5割を超える黒田奨貴の富山第一コンビ。打線の中核を担い昨秋公式戦6試合28打席で三振0と対応力の高さを見せつける森田啓吾(新湊)に藤坂星夜(高岡商)、中田滉大(滑川)、古瀬仁菜(砺波工)ら今年の富山は左の好・強打者が目白押し。
右の有望打者筆頭の外野手・橋森俊輝(高岡商)は捕手も兼務。俊足強肩を武器とした外野守備力は県内随一を誇り、捕手経験を生かしたポジショニングのよさにも要注目だ。
四十田弥慶(富山商)、杉高正紀(富山中部)は春以降一気に台頭してきた司令塔。四十田は高校入学後、捕手未経験ながら安定した守備力と勝負強い打撃で抜擢に応え攻守の要に成長。杉高は強肩、インサイドワークに加え野性味と知性を兼備したプレースタイルで進学校を牽引している。
気概を感じさせるプレーでチームを鼓舞する片山誠也(高岡第一)、谷口真輝(入善)の両捕手。右打席からの強打が光る山本大志(富山工)、石倉靖之(魚津工)。溌剌とした動きが一際目を引く二塁手・神保智之(高岡第一)らの活躍も見逃せない。
【注目選手】土田昂平(砺波工)