1(中堅):野間峻祥
2(右塁):高橋大樹
3(三塁):安部友裕
4(左塁):バティスタ
5(二塁):小窪哲也
6(捕手):磯村嘉孝
7(DH):中村奨成
8(遊撃):桑原樹
9(一塁):青木陸
投手:高橋昂也
ケガ明けの安部、バティスタが中軸を張り、選手層の厚さをこれでもかと見せつける広島の2軍開幕オーダー。注目のドラ1ルーキー・中村奨成も指名打者で出場し、3打数1安打1四球の結果を残した。2軍開幕投手を任された19歳の高橋昂也は1軍で手薄な先発左腕として期待されている。
1(二塁):植田海
2(中堅):島田海吏
3(右塁):緒方凌介
4(DH):板山祐太郎
5(三塁):北條史也
6(捕手):長坂拳弥
7(一塁):森越祐人
8(左塁):江越大賀
9(遊撃):熊谷敬宥
投手:福永春吾
阪神は1軍の残り枠を争うバトル。オープン戦では糸原健斗、内野のユーティリティープレーヤーの山崎憲晴が結果を出しており、北條史也、植田海、熊谷敬宥はここが開幕1軍への正念場だ。江越の打順はやや気になる。昨季は2軍でも不調だったが、本来は8番を打つ選手ではないはず。スイッチヒッター挑戦など、育成方針もやや迷走気味だったが巻き返したい。
1(中堅):荒波翔
2(二塁):田中浩康
3(左塁):楠本泰史
4(右塁):細川成也
5(DH):G後藤武敏
6(三塁):山下幸輝
7(一塁):白崎浩之
8(捕手):山本祐大
9(遊撃):大河
投手:京山将弥
ベテランと若手がうまく組み合わさったラインアップ。4番に細川成也を抜擢しているのもファンにとっては嬉しい。3番の楠本泰史はドラフト8位ながら1軍オープン戦でも結果を残しており、シーズン1軍デビューを目指せる位置にきた。先発マスクもBCリーグ・滋賀ユナイテッドBCからドラフト9位で入団したルーキーの山本祐大。ワクワクする開幕スタメンだ。
1(右塁):松原聖弥
2(三塁):増田大輝
3(DH):亀井善行
4(捕手):宇佐見真吾
5(一塁):脇谷亮太
6(左塁):石川慎吾
7(二塁):マルティネス
8(遊撃):北村拓己
9(中堅):青山誠
投手:大江竜聖
4番にはケガ明けの宇佐見真吾。2軍の4番として圧倒的な成績をマークし、再度1軍を目指したい。増田大輝、青山誠は昨年7月に支配下登録を果たした昇格組で、3軍制の充実が垣間見える。松原聖弥、マルティネスは育成選手。2軍で結果を出し、支配下登録を狙う。
先発の大江竜聖は昨季高卒1年目ながら、2軍で12試合に先発。防御率2.30の好成績を収めた。この日も7回1失点の好投。1軍デビューも近いだろう。
1(右塁):友永翔太
2(中堅):近藤弘基
3(二塁):阿部寿樹
4(DH):野本圭
5(三塁):石垣雅海
6(遊撃):三ツ俣大樹
7(一塁):石岡諒太
8(左塁):伊藤康祐
9(捕手):杉山翔大
投手:笠原祥太郎
石垣雅海、笠原祥太郎、高卒ルーキーの伊藤康祐を除いた7人が25歳以上。伸び悩むチーム状況が見て取れる。昨年のドラフトでは高校生中心にシフトしたが、社会人出身の選手たちはここが踏ん張りどころだ。
1(二塁):谷内亮太
2(右塁):武内晋一
3(一塁):西田明央
4(三塁):村上宗隆
5(DH):大松尚逸
6(中堅):渡邉大樹
7(左塁):山川晃司
8(捕手):古賀優大
9(遊撃):西浦直亨
投手:高橋奎二
ヤクルトは春季教育リーグからドラ1の村上宗隆を4番で起用。高津臣吾2軍監督も高く評価している。3月18日には1軍オープン戦でテストされ、4打数2安打と結果を出した。同期のルーキー・清宮幸太郎(日本ハム)、安田尚憲(ロッテ)の陰に隠れているが、実は村上が一番調子がいい。三塁守備に慣れ、じっくりと「2軍の4番」を極めてほしい。
渡邉大樹、古賀優大、山川晃司は高卒プロ入りでじっくりと育成中。山川は捕手登録だが外野で出場。課題の打撃を伸ばそうとしている意図を感じる。先発の高橋奎二は高卒3年目の左腕。1軍登板はまだないが、「今季こそは」の期待を込めた2軍開幕投手抜擢だろう。
文=落合初春(おちあい・もとはる)