週刊野球太郎
中学、高校、プロ・・・すべての野球ファンのための情報サイト

《2017年 第4回WBC》侍ジャパンのベストメンバーを勝手に予想【野手編】


 来春開催される第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。

 前回のWBC、昨年のプレミア12と2大会連続で国際大会の優勝を逃した侍ジャパンは、来年のWBCをどんなメンバーで戦うのがベストなのか?

 2016年のシーズン成績をベースに、独断と偏見で侍ジャパンのベストメンバーを選考。今回は野手編をお送りする。

(編集部注:週刊野球太郎では7月から8月にかけての週刊連載として、全9回に渡って「日本一早い? WBC勝手選考委員会」という企画を行ったが、ペナントレースが終了したこのタイミングであらためて、今季の成績を元にライター・溝手孝司氏が代表メンバー選考を掲載。溝手氏の考えるメンバーもご覧あれ!)

侍ジャパンの正捕手は誰?


 投手を13人(大谷翔平含む)と考えると野手は15人。捕手を3人、内・外野手を12人として選考する。

 まずは捕手。これまでの実績なら嶋基宏(楽天)、炭谷銀仁朗(西武)らが選出されるのだろうが、ここでは2016年の成績を完全重視した。

【捕手】
田村龍弘(ロッテ):130試合
小林誠司(巨人):129試合
戸柱恭孝(DeNA):124試合

 異論も出そうだが、試合数の多い順に選んでみた。正直、今の侍ジャパンには「絶対的女房」がいない。そう感じてしまうのは確かだが、上記の3人はともに今季がキャリアハイ。大舞台での成長も加味して期待したい。


好選手だらけのセカンドのレギュラーは?


 野手はレギュラー陣から以下の選手を選出した。

【内・外野手】
一塁手:中田翔(日本ハム)
二塁手:菊池涼介(広島)
三塁手:村田修一(巨人)
遊撃手:坂本勇人(巨人)
左翼手:角中勝也(ロッテ)
中堅手:糸井嘉男(オリックス)
右翼手:鈴木誠也(広島)
DH:筒香嘉智(DeNA)

 ポジション別に成績の高い選手を選出。二塁手は、山田哲人(ヤクルト)と浅村栄斗(西武)も捨てがたいが、今季の成績を重視するならば菊池で異論はないだろう。

サブメンバーこそベスト選手を選ぶべし


 過去の国際大会は、チームのレギュラー選手がベンチウオーマーとなることが多かった。普段、試合の頭から出ている選手が代打や守備固めでは、本来の力が発揮しづらい。ここもそれぞれのスペシャリストを選出すべき。

【サブのスペシャリスト】
守備:大和(阪神)
代打:松山竜平(広島)
代走:鈴木尚広(巨人)

 内・外野守れる大和に、今季、代打で38打数11安打、先発としても4番で15試合に出場した松山がベンチにいると心強い。そして、代走のスペシャリスト鈴木も外せない。

 ここまでで27人。あと1人は、平田良介(中日)、福留孝介(阪神)、西川遙輝(日本ハム)、柳田悠岐(ソフトバンク)、秋山翔吾(西武)etc……。28人にまとめるのは、ヒジョーに難しい。

 小久保裕紀監督も頭を悩ましているんだろうなぁ。


文=溝手孝司(みぞて・たかし)
札幌在住。広告代理業を営みながら、ライター、イベントなどスポーツ関連の仕事もこなす。北海道生まれなのにホークスファン歴40年。先日野球太郎のライター飲み会に初参戦。さすが野球通の集まり、どんなマニアックな選手の話やエピソードを話しても、それ以上の知識で返してくれる。みんなスゴイ方々でした。

記事タグ
この記事が気に入ったら
お願いします
本誌情報
雑誌最新刊 野球太郎No.32 2019ドラフト直前大特集号 好評発売中
おすすめ特集
2019ドラフト指名選手一覧
2019ドラフト特集
野球太郎ストーリーズ
野球の楽しみ方が変わる!雑誌「野球太郎」の情報サイト
週刊野球太郎会員の方はコチラ
ドコモ・ソフトバンク
ご利用の方
KDDI・auスマートパス
ご利用の方