この日に行われたドラフト会議で大洋、ヤクルトの2球団による抽選の末、ヤクルトが長嶋一茂の交渉権を獲得した。ミスターこと長嶋茂雄の長男として知られていた一茂。大学時代は父親と同じく立教大学でプレーし、東京六大学通算11本塁打、54打点を挙げるスラッガーで4年次には春秋連続で三塁手のベストナインに選出された。同年のドラフトでは、立浪和義(中日)や伊良部秀輝(ロッテ他)も1位指名された。